軽症者 ホテル 火災
2020年5月5日夜、宇都宮市のホテルで火事があった。放火の可能性。
このホテルは新型コロナウイルスの軽症患者を受け入れている。
幸いにも患者は無事であったとのこと。
ほんとうの正義
ほんとうにこれが放火で、嫌がらせによるものだとしたら、大変ショッキングなできごとだ。これが日本で起きている事実なのかと。
感染者をあたかも犯罪者扱いする。
クルーズ船のときもそうだ、感染者だけでなく、医療従事者や船のスタッフそれだけではない。その家族、通っている学校・働いている会社までもが、いわれのない誹謗、中傷を受けている。
ごく少数の人間によるものだ。普段はおとなしく、面と向かってモノが言えない。匿名で責任を取らない(とれない)、いい加減なひとのしわざだ。
自分の正義をふりかざす。
理想論
『論語』で「己(おのれ)の欲(ほっ)せざるところは人(ひと)に施(ほどこ)すなかれ」~自分がして欲しくないと思うことは、他人にとっても同じなのだから、他人にすべきではない~ということ。
全ての人が聖人君子(せいじんくんし)ではない。完璧や絶対はない。
努力しても実を結ばないこともある。ではその努力はムダかというと決してムダではない。時間がたってから結実することもあるのだ。
営業の仕事をしていた。100軒まわっても契約が取れない。1か月たってもおなじ。1年後にようやく契約にこぎつけたこともある。その喜びはわたしにしかわからない。
経験をして努力の大切さが初めてわか(理解す)る。
ネガティブキャンペーン
これからもネガティブ(否定的・消極的)なニュースやフェイクニュース(虚偽報道)とつきあっていかねばならない。もちろん前向きな生き方が理想だし、健全でありたい。ニュースもネガティブのほうが世間を駆け巡る。残念だが。
だれも得しない
正義感が強いことは攻撃的でもある。表裏一体だ。発したコトバや行為は誰かを傷つけている。そして、数倍にもなってじぶんに返ってくることを忘れてはならない。心当たりはないか。軽症者を受け入れているホテルは生き残りをかけて必死だ。客が来なければ廃業を余儀なくされる。収入がなければ食べていけない。皆おなじ。とつぜん両手、両足を失ったら立ち直るまでに時間がかかるだろう。
なぜそこまで想像することができないのか?想像できないから、攻撃のだろうけど。(実行)してしまうのだろうけど。「納得するまで意見をぶつけろ」、「卑怯なマネをするな」といいたい。