いつからか人生が谷底へ。いまもう一度立ち止まってかんがえてみた。
小学生の時分は田舎の小学校で2クラスしかなく、同学年は50人ほど。その中でクラス委員とか班長とか、割とリーダーシップを取っていた。中学もやはり部活動でキャプテンをやったり、掛け持ちで応援団に所属したり生徒会役員も経験した。高校でも部活のキャプテンだった。大学も1浪して私立大学に入った。大学でも部活で主将、バイトもこなし彼女もできて、無事卒業。はたからみたら、いわゆる勝ち組にいた。
今振り返ると、学生時代はなんとなく他人に与えられた、第3者が望んだ進路に向かっていた。
そこからかな。道に迷った。
大学卒業してすぐに彼女の妊娠。その年の7月には結婚。教員採用試験は申し込みしていたが遅刻して、落胆し受けずに帰ってきた。美容師を目指し経営者と面接、明日から来てと言われたが、彼女に反対されお断り。彼女が求人広告で見つけてきた企業へ面接、合格して就職。そこから10年くらい生活のために働いた。もちろんそこはブラック。毎日12時間労働、希望して休めない。特に繁忙期。給料は良かったのでそれだけのために頑張った。
2000年に第1子、2003年には第2子、2005年には第3子が誕生し、忙しい毎日を送った。会社でもそれなりにリーダーシップを発揮し役職にもついた。ブラックだから人よりも早く出勤し遅く帰宅し、皆がやりたくないことを引き受ければ出世した。
60歳代の社員のパワハラを苦に1年で辞めることになった。建設会社だから良くあることだと自分に言い聞かせ、社長にも相談したが、社長もその社員には何も言えない人だった。社長も3カ月たった頃から高圧的な態度だったし。同い年の事務員さんと65歳の社員さんがいい人だったので1年続けたが時間の無駄だと思い辞めた。
長くなったので明日へつづく。