あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

のろいはある

何やらぶっそうなタイトルではある。のろいは古来から伝えられてきた。有名なものだと藁人形かな。ここで記事にするのはそんな恐ろしいものではない。いや、逆におそろしいかも。というのは、たとえばお母さんが子供に対して「馬鹿だねぇ、あんたは」とか「アンタは馬鹿なんだから」といったとする。子どもはどう感じるのか。わたしはHSPなので、そういうネガティブな言葉を耳にすると、自分のことのようにとてもつらくなる。たとえそれが冗談や嘘だったとしても心が痛くなる。子どもは感受性が高い(とおもう)。子どもは母親がきほん、好きだ。そんな母親に言われたら、「ああ自分は馬鹿なんだ」と思い込んでしまう。

それがわたしの言う「のろい」だ。

 

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他にもある、「長男なんだから……」、「男のくせに……」、「母親なんだから……」などなど。言っている本人には悪気はない。でも言葉ってつよい。セクハラやパワハラと同じで、受け取る側がどう思うかなんだ。思い込んでしまうとふと思い出す。いくら勉強しても、「どうせ馬鹿だから」と限界を決めてしまう。

わたしもそんな経験をしてきた。親戚などのまわりの大人から「長男なんだからあとを継げ」的なことを言われてきた。あとは「まじめ」。よく言われてきたな。今思うと自分をその枠に当てはめて生きてきた。後悔はないが、損はしたなと思う。学校のべんきょうはしてきたが、人生に役立つべんきょうは少しもしてこなかった。そのため社会にでてからくるしむようになる。

学校のべんきょうはしてきたし、部活もやってきたし、アルバイトもしてきたから結婚もできたし、家も建てたし会社でもそれなりのポジションにもつけた。

でもいつからかはぐるまが狂いだし、息苦しくなった。前兆はあった。慢性的なすいみんぶそく。うつ状態。いまはHSPって判明したが、無理をしてしごとをしていた。それが40代になって一気におそいかかる。

だから会社をやめた数年のあいだに4度も転職をした。

 

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しかしながら今は不幸ではない。気づくのは遅かったかもしれないが、

 

のろいはとけた。

 

今はじぶんがとても好きだ。じぶんを好きになったとたん、まわりのひとも好きになった。ゆるせる。いとおしい。

 

まだまだ健全な精神じょうたいではないが、日に日にかいふくしている。今回はちょっとネガティブな内容であったが、どうしても書きたかった。