みないま不安のなか生きているのではないだろうか。少なくとも私は漠然と不安をかかえている。この不安を親友や家族とちょくせつ共有できないのも原因なのかもしれない。なのでこうして記している。ここに記すことで私と同じ胸中にいるかたが同情してくれればそれでよし。不安はなぜ生まれるのか。それは見えないから、未来、いまだこず。この不安は今に始まったことではない。そして、人が生きるための装置なのだとおもう。死なないための不安。人に今を考えさせるスイッチなんだと。月曜日だから特にこういう気持ちになるのか。金曜日の気持ちとはまるで違う。
- 作者:クラウス・ベルンハルト
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)