ユーチューブを見るのが日課である。YouTuberのなかには「働いたら負け」という発言をしているかたがいらっしゃる。表現の自由であり、彼らも広告収入があるので結果として働いているのだが、彼らは何が言いたいのかというといわゆる肉体労働、重労働をしたくないということなのだろう。
私も転職を４回した男なので（アルバイトを含めたらかぞえきれない）、さまざまな職場を体験してきた。ひとついえることは、みんなが便利と思っているサービスやシステムほどその裏では物凄い労働力が使われている。そしてそのサービスのたぐいは得てして「やりがい搾取」によりサービス提供者の労働力が報われなかったりする。また、お客さんのために良かれと思ったサービスがクレームを頂いたり、反感を買ったりすることもある。その度に精神をすり減らして仕事が嫌になってしまうこともある。
わたしがそうだ。なので今はなるべく人と接触しない仕事をしている。性格的なものもあると思うが、そんな私は営業や接客業を積極的にしてきた性格だ。人が好きで人のためになにかしたいという性格だ。勤めるからには会社にも貢献したい。そんなわたしはこれからはもっと自分のために、自分を大切にしようという考え方に変わった。そうしたらとても心が軽くなった。転職することは昔より容易になった。環境が変わった。しんどい思いが続いて精神的に辛いかたには一歩踏み出してほしい。一生懸命働くのは悪いことではない。しかし、それで自分のたった一度きりの人生を棒に振ってしまうのはもったいない。まだまだ人生は長いし、あなたが会社を一日休んだからと言って会社はつぶれないし滞ることもない。普段どおり一日が過ぎていくことを考えてもらいたい。
