はっきりと覚えている。あれは中学１年生の夕飯時、自分の言ったことが家族みんなを笑わせられたとき快感を覚えた。そして｢よし、これからは人を笑わせることのできる人になろう｣と。
小さい頃は他人が自宅に来ると、恥ずかしくてどこかに隠れていた。あいさつも出来なくてよく叱られていた。それは若干今でもあるが、｢笑かしたい｣と思うようになってから、いつしか表現したいに変わっていった。これは本能なのかそれとも環境から来るのか？わからないが、とにかく話にオチをつけようとしたり、笑いに転化しようと努力していた。一方で裏では真面目だねと言われて、ふざけられない性格があった。本当の自分を出せないまま青春時代を過ごしてきた。ええ格好しいだったのだ。若しくは他人の期待にこたえようとしてきたのかもしれない。こうやって、ブログを書いたり、ツイッターを再開したのも時間に余裕が持てたのもあるが、自分を表現したかったからなのは言うまでもない。少しずつではあるが多方面に渡って自分を世の中に知らせていく。それが自分にとってのいちばんの欲求なのだから。
