あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

『会社行きたくない気持ちがゆるゆるほどける本60のケーススタディで自己肯定感が高くなる』を読んで

今日は日曜日、午前中までの幸せな時間は何だったのであろうか。午後3時を過ぎた辺りから、「ハァ~、明日から仕事か~行きたくないな~」なんて思わず心の声が出ちゃってませんか?私も会社員だった頃はそうでした。明日の段取りやら、連絡先の確認とかが脳内を支配し、嫌な気分で寝床についていました。朝がきて、携帯のアラーム音で目を覚ましたものの、あと5分とか思いながら目を再び閉じて、ようやっとのことで起きて、味のしない朝食を摂るそんなの日々でした。この本をもっと早めに知っておけば、もう少し気が楽だったのかも知れません。そんなあなたにこの書籍をご紹介します。
本書は第1章から第5章で成り立っています。第1章は「自己肯定感ってなんだろう」からはじまります。ちなみに本書では、自己肯定感を「ありのまま、今のままの自分でOKが出せる気持ち」と説明しています。第2章から第5章まで60のケーススタディが載っていて、自分にも当てはまるケースの対処法がイラストつきで親しみやすく分かりやすいです。また、会社での上司と部下、反抗タイプと悲観タイプの4パターンの組み合わせで人間関係のこじれ、を説明しているので、会社での人間関係に悩んでいる人にはとても参考になります。
例えば、ケース2(がんばっているのに正当に評価されていない気がします)では、会社や上司に新しい提案をしたり、部下の面倒を見たり、とにかく毎日頑張っている、なのに長い間昇進していない、評価されていないなんてことありませんか。対処法としては、自分を「ねぎらう」です。自己肯定感が高い人はこれが自然にできるそうです。「今日も頑張った」「よく耐えた」など自分を認めてあげるのです。頑張り屋のあなたは、ハードルを上げ続けてしまい、自己肯定感を下げてしまい、会社や上司に対する反抗心が大きくなってしまうそうです。まさに、私はこのタイプでした。言い過ぎかもしれませんが、他の社員より2倍は仕事をしていましたが、会社や上司からは認めてもらえずついには上司とケンカして、自分を追い詰めてしまい、会社を辞めざるをえなくなりました。本書を読んだあとに思ったのは、保守的な上司だったので、私には新しいことよりも今の現状を見つめて仕事に取り組んで欲しかったのだなと気づかされました。会社や上司の方針とズレてしまうと、評価されなかったり、指示を聞かない社員だとレッテルを貼られかねません。私のようにならないためにもこの本をぜひ読んで、明日からの会社での働きかたが少し楽になればと思います。