初代の『うる星やつら』の主人公諸星あたるの声（声優:古川登志夫）が好きだ。ラム（声優:平野文）の声が好きだ。そして何よりも高橋留美子の漫画が好きだ。特に私は『めぞん一刻』のアニメが好きだった。もちろん今でも。村下孝蔵が歌う『陽だまり』やピカソの曲『Cinema』は鮮明に覚えている。正直、フジテレビのYou Tubeアニメ公式チャンネルで今回のアニメであたる役の声優:神谷浩史は座談会で、今回のアニメ化には初め消極的だったようだ。理由は「旧作を超えられるわけがない」とのこと。まあ確かに、私たちおばさんおじさん世代が観ると、どうしてもラムの声が平野さんで、あの可愛らしい高い声が脳に刻まれているので、もどかしい。しかしながらこれも時間の問題で、上坂すみれさんの声もラムちゃんそのものだ。絵はポップでカラフル。昭和、平成、令和をつないだオープニングとエンディングのアニメーションが観ていて楽しい。ホントに一瞬のカットが濃厚で、もう一度スローで観てみたい。『うる星やつら』ファンが喜ぶアニメになったことは言うまでもない。
