あにろっくのブログ

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ヴァイオレット・エヴァーガーデンでボロ泣き

出合いは567禍。You Tubeの動画で京都アニメーション京アニチャンネルの5分で分かるシリーズだ。まず、目を奪われたのが圧倒的な絵のキレイさ。髪の毛の1本1本の動きまで繊細に描かれているのが、京都アニメーションの作画の魅力である。初めはキレイな絵には騙されないぞと、色眼鏡で見始めた動画。あっという間の5分の動画だったが、もっと観てみたいとなってそこでネットフリックスに加入した。一話完結となっていて、見やすく飽きさせない展開、流れ。なんと言っても毎回と言っていいほど涙を誘うストーリー、脚本。しかも近々(2020年の話)劇場版が公開されるというではないか。567が心配だったがちょうど感染状況が落ち着いたか、感染者数が増える前だったか忘れたが、映画館で観てきた。

もうめちゃくちゃ泣いた。(しかも、嗚咽するほど)

いいおっさんがハンカチで涙を拭うほど。自分だけではない十数人が鼻をすすって泣いていた。左斜め前が小学生男子3人組だったが同様に泣いていた。上映前はわりとはしゃいでいたのに。今月2022年11月25日に金曜ロードショーにて『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が初放送される。ちょっとヴァイオレットなんちゃらという名前がとっつきにくいかもしれないが、初めの5分だけ我慢してみてほしい。いずれその名前の意味が分かる。その前にぜひYou Tubeの5分で分かるアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1回を視聴していただきたいです。


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第1回は、ギルベルト・ブーゲンビリア少佐の元、大戦で武器として扱われたきた少女、ヴァイオレットが最後の作戦で両腕を失う。世の中が平和を取り戻す中、療養中のヴァイオレットに元軍人のクラウディア・ホッジンズが訪ねる。ギルベルト少佐の伝言でギルベルトの親戚、エヴァーガーデン家の養女として幸せに暮らしてほしいというものだった。しかし、武器としての役割としてしか自分に生きる価値を見いだせないヴァイオレットをホッジンズが自分の会社CH(シーエイチ)郵便社で引き取ることになる。ここでは手紙の代筆業、自動手記人形といい、通称「ドール」と呼ばれその見習いとして働く。タイピングの正確さと速さに問題はないものの手紙の依頼者の言葉の裏表が汲み取れず、手紙が書けないでいると、CH郵便社の看板ドール、カトレア・ボードレールは代筆の依頼者から「愛してる」を引き出す。ヴァイオレットがギルベルトから最後に言われた言葉が「愛してる」だったのだが、その言葉の意味が分からなかった。「愛してる」の意味を知るため、先輩ドールのエリカ・ブラウン、アイリス・カナリー、配達員のベネディクト・ブルーとの関わりの中で答えを模索する。また、自動手記人形の養成講座に通うものの報告書のようだと評価され、卒業できずにいた。そんなある日のこと、養成講座で出会ったルクリアが唯一の肉親である兄へ、自分の本当の気持ちを言い出せずにいるのを知る。ヴァイオレットはそこで初めて、ルクリアの気持ちを汲んだ、手紙を書き上げたのだった。そして、その手紙が評価され卒業を認められる。

また別の日、先輩ドールのアイリス・カナリーの補佐として一緒にアイリスの故郷に行くことになる。アイリスの母親からのパーティーの招待状作成の依頼だった。ヴァイオレットは、アイリスから幼なじみのエイモン・スノーに招待状を出さないでと頼まれるも招待状を出す。招待したことにアイリスは激怒する。なぜなら一度、エイモンに告白を断られていたからだ。そこでヴァイオレットは「愛してる」を伝えるのはとても勇気が要ることを理解し、アイリスに謝罪する。その後アイリスからアイリスの母親へ感謝の手紙を代筆し、次第にギルベルト少佐の「愛してる」の意味に近づいていくのであった。