あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

「わたしハンドボール部でした」

今週のお題「わたし○○部でした」

中学に入学して部活をやるってなったとき、私の中学校はド田舎の中学校で人数が少ない学校だった。男子が入れる部活動は野球部、卓球部、ハンドボール部、体操部の4つ。小学校でソフトボールをやっていたが、まったくもってセンスがなかったので、野球部には入らないと決めていた。あと野球部はヤンキーの先輩がいたことも大きな理由だ。その当時、卓球と体操は興味がなかったので、消去法でハンドボール部に入った。そんなスポーツか分からなかったが、なんとなく先輩が優しそうだったのと楽しそうだったので入部することにした。ハンドボールというスポーツはよく、サッカーとバスケットボールを足して2で割ったものと言われるマイナーなスポーツだ。30年経過した今でも。しかしながら、ヨーロッパでは日本の野球のようにメジャーなスポーツである。ハンドボールはキーパーを含む7人制の球技である。相手のゴールにボールをシュートして、前半後半の総得点を競う球技である。「球技のプロレス」といわれるほど、身体接触が許されているのも珍しいスポーツだ。ボールを持ったまま移動できる歩数は3歩まで。4歩以上歩くとオーバーステップという反則となる。例えばボールを持って3歩歩いた後ドリブルしてまた3歩進むことは可能である。ボールをキャッチして3歩以内でジャンプしてシュートを打つのが大体の決め手となる。もちろんジャンプしないで3歩以内のステップを踏んでシュートもできる。ポジションはゴールキーパーセンターバック(センター)、ライトバック(右45°)、レフトバック(左45°)、ピボット(ポスト)、ライトウィング(右サイド)、レフトウィング(左サイド)という。※カッコ内は旧名称。サッカーやバスケットボールと同じでオフェンスとディフェンスにシステムがある。対戦相手によって、システムと戦術を駆使して試合をするのはほかのスポーツと同じである。成年の試合だと前半後半30分ずつ、計1時間の試合である。バスケットボールも体力が必要だが、ハンドボールはそれ以上の体力とスタミナが必要である。(個人的感想)その魅力にはまってしまった私は、高校でもハンドボールに夢中になった。どういうわけかハンドボールを担当する顧問の先生は、怖い先生ばかりで教育指導の先生が多かった。偶然だろうけど。高校1年生の冬に先輩たちの活躍で全国大会に出場した。レギュラーで出れたのはラッキーだったが、横浜の高校に3倍の点数を取られて惨敗したのは、悔しいというか情けなかったが、いい経験ができた。とにかく休みがなかった。正月も2日から練習しかもOBとの試合形式。辞めずに3年間頑張れたのは今でも不思議だが、いちばんは仲間がいたからだと思う。今でもその仲間は飲みに行って、部活の話や試合の話、顧問の話で盛り上がる。何回も同じ話をしているのにだ。本当に血と汗と涙を流した3年間だった。あまり厳しくはなかったが、先輩に対する礼儀とか食事の準備、などは大人になってから少しは役に立っている。今でも高校のOB会はあって参加している。午前は試合、午後は飲み会がお決まりのコースだ。元々は男子校だったが、今では女子のOGも誕生して大所帯になっている。今後も何とか存続させたいので、金銭面でも援助をしていきたい。子供が少なくなっていくなかで、ハンドボール人口も当然ながらそのあおりを受ける。ハンドボールは楽しい。面白い。これからハンドボールへの恩返しとして積極的に活動しますので、どうぞよろしくお願いします。


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