あにろっくのブログ

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『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を観てきた※ネタバレ

 2023.2.3節分に『鬼滅の刃』を観てきた。鬼は外、福は内と書かれた竈門炭治郎炭治郎(かまど たんじろう)、竈門禰豆子(かまど ねずこ)、我妻善逸(あがつま ぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびら いのすけ)が描かれた葉書サイズのカードと「上弦集結本」というA4サイズの冊子が特典として配布された。

 結論からいうと、TVシリーズで観たものを映画のスクリーンで観るという感覚。2023年4月から始まる「刀鍛冶の里編」の第1話を先行して見れたのはラッキーというくらいだろうか。私は妹の鬼、堕姫(だき)と兄の鬼、妓夫太郎(ぎゅうたろう)と炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子、音柱・宇髄天元(うずい てんげん)との死闘を大スクリーンで観たかったので迫力があって良かった。

 オープニングは、テレビで放送された「竈門炭治郎立志編」と映画にもなった「無限列車編」そして「遊郭(ゆうかく)編」の9話までをLiSAの『紅蓮華(ぐれんげ)』や『炎(ほむら)』、『残響散歌(ざんきょうさんか)』等の耳馴染みのある音楽ともに振り返る。

 

 

 

 内容はテレビ放送された「遊郭編」の第10話と11話である。私はIMAXアイマックス)と呼ばれる映像や音質の良いもので観てきたので、特に地響きや炭治郎の骨の折れる音、善逸の雷の呼吸霹靂一閃神速(へきれきいっせんしんそく)をまるでその場にいるような臨場感があった。そのあと、無限城にて上弦の鬼が集結する。上弦の参「猗窩座(あかざ)」、上弦の伍「玉壺(ぎょっこ)」、上弦の肆(し)半天狗(はんてんぐ)、上弦の弐(に)童磨(どうま)、上弦の壱(いち)黒死牟(こくしぼう)が登場する。その中でも個人的に、声優の古川登志夫さんが演じる半天狗が可愛かった。相変わらず、ネットなどではパワハラ上司と揶揄(やゆ)される炭治郎の宿敵、鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)は美しかった。

今回「刀鍛冶の里編」の第一話を先行して映画で観られるのだが、その中でも存在感を見せるのは鬼殺隊(きさつたい)の事後処理班である「隠」(かくし)の後藤だろう。隠しの活躍や役割が分かる。柱では恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)、蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ おばない)、霞柱・時透無一郎(ときとう むいちろう)が登場する・温泉シーンでは甘露寺のセクシーシーンも見られる。アニメではよくある演出だ。また、炭治郎と鬼殺隊同期の不死川玄弥(しなずがわ げんや)とのやり取りもある。


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エンディングでは4月からの放送されるTVアニメ「刀鍛冶の里編」主題歌のMAN WITH A MISSION(マン ウィズ ア ミッション)✕milet(ミレイ)が『絆の奇跡』が流れてエンドロールとなった。4月のテレビ放送まで待てない方はぜひ劇場で。


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最後に「遊郭編」の堕姫、妓夫太郎と禰豆子、炭治郎の妹兄の対比が何回見ても良くて、心が動く。炭治郎が立場が変われば自分も鬼になっていたかもしれないこと、そして誰かが首を切ってくれることを信じて決着をつけるシーンは炭治郎の優しさを際立たせてくれる。4月からの2話以降を楽しみに期待している。