あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

フードデリバリーという仕事

 本業の他にフードデリバリーをしている。正直、自分の性格に合っている。基本的に人と会話することはないし、あ、もちろんお店の人とのやり取りや現金配達のときなんかは、お客さんと話したりしているが。話すのは嫌いではないが、相手と話す場合にどこを見たら良いのかとか自分のことをどう思われているのか気になってしまうので、厄介だ。だから人の説明や話を聞くのが苦手である。とくに話が長い人は、ほとんど話の内容が頭に入ってこない。話しているあいだ、他のことを考えてしまうので聞いた内容が覚えられないのだ。その反面、フードデリバリーはスマホの画面にきちんと注文の内容が示されるので忘れても心配いらない。それでもこの間、お釣りを10円少なく渡してしまうミスをしてしまったが。でも週に1,2回バイクに乗って走るのは気持ちがよく、気分転換になる。今の季節はとても寒いがしっかり防寒対策をすれば、夏の暑さと比べたら快適である。まして、ものすごく寒い日は出かける人も少ないので道路が空いていて、スイスイ走れて楽しい。

 でも、時々困ることがある。それは届け先に表札が出ていないことだ。何号室も消えていて例えば、真ん中の部屋は102号室だが、両端が101なのか103なのか分かりかねることがある。また、アパートに多いのだが、アパート名が無いところがある。そういう時は仕方なくお客さんに連絡をし、訊くしか方法がない。マップアプリも何度か利用されているお客さんの場所は良いのだが、新規のお客さんの場所は玄関の無い裏手を案内したりする(特に線路や川や谷付近の住所)ので手こずることがある。マンションだとお洒落すぎて読めない(笑)。一軒家だと同じ住所が存在することがあるので、特徴をメモ欄に記入してあるととても助かる。もう2年くらいフードデリバリーをやっているので慣れたが、初めて担当したエリアは利用者が多かったのと、コロナ禍でめちゃくちゃ忙しかった。特に雨の日だと注文が入ったことを知らせるベルが鳴り止まなかった。1日12時間稼働して2万円になったこともあった。今はフードデリバリーをやる人も増えたのと、エリアを変更したこともあり、時給に換算すると1,000円から1,500円くらいである。それでも待機時間は大好きなホットコーヒーを飲んだり、ツイッターを眺めたり、マンガアプリで漫画を読んだり、仕事をしているのか休んでいるのか分からない不思議な時間を満喫している。

 もし、この日記を読んでいる方でフードデリバリーをやるのなら、普通二輪免許を持っていて、125ccの原付二種のバイクを持っている人におすすめする。営業ナンバーにする必要がないし、50cc以下の原付バイクのように時速30キロ制限、二段階右折の縛りもないし、燃費もいいので小遣い稼ぎにはもってこいである。これからますます高齢者が増え、スマホを活用する中年が高齢者になる頃には、フードデリバリーはなくてはならない存在になる。高齢者になったら、何しろ歩けなくなるのだから。今はフード以外にも日用品なども配達している。そのうち小型の郵便とかも取り扱える日が来るのではないだろうか(あくまで憶測)大手の密林とかが買収して。

 今日も4時間働いて5千円行かないくらい稼いだ。毎度不思議なのは12時から13時のあいだは注文が入らないこと。今日も13時すぎるくらいに2件の注文が入った。いずれも中距離の配達だったのでいい金額になった。気になった方はぜひ、会社員でも自分で確定申告すればいいのだから(他人ごと)、やってみるといいのでは。今後ますます給料やボーナスだけでは生活が厳しくなっていくかもなので、年金も当てにならないし、思っているより人生は長いのでお金については今から考えておく必要がありますね。稼ぐことも大切だがいかにお金をかけずに暮らすかがポイントでしょう。もうそんなことは重々承知か。「収入は早く、支払いはギリギリまで待つ」という考えが大事です。