あにろっくのブログ

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アニメ『王様ランキング』を観る

以前から気になっていてようやくネトフリでも配信が始まったので観た。オモシロイ。16歳以上の制限がかかっているアニメだが、このアニメは多くの人に観てもらいたい(正確にはすでに観てもらっているのかもしれない)。

 

第1話では、童話『裸の王様』のように裸の王子様が城下町を歩いている。アニメの作りもどこか童話の世界に入り込んだように丁寧に描かれている。観ていて心地が良い。原作は十日草輔(とおかそうすけ)『王様ランキング』ビームコミックス/KADOKAWA刊、アニメーション制作はWIT STUDIOである。またアニメのキャラクターと声がマッチしていてすぐに引き込まれた。配信で良かった、次はどうなる次は…というように一気に見てほしい作品である。

 

【第1話より】主人公は「ボッジ」。ボッス王国の第一王子でボッス国王と亡くなった王妃シーナとの間に生まれた。生まれつきなのか、耳が聞こえず口が利けない。また、子供用の剣も振れないほどの非力で体も小さい。父親のボッス国王は体が大きく、力だけならランキング1位であるが、王様ランキングでは7位である。ちなみに「王様ランキング」とは、「高名な騎士を数多く従えているか、国民が多く町が栄えているか、王様自身が勇者のごとく強いかそれらを条件に各国の王様をランキングしたもの(作品ナレーションより引用)」である。ボッジが城の外でひとりぼっちで遊んでいると、カゲに出会う(追剥に遭う)。自分が着ているものや持っているものをカゲにすべて渡すが、自分と話ができるカゲに喜びを感じ、翌日も会いに行く。ボッジには腹違いの弟がいる。名前はダイダ、第2王子でボッス国王と現王妃、ヒリングとの子供である。ダイダは「魔法の鏡」に操られて、国王の座を狙っている。四天王と呼ばれるキャラクター達も個性があってよい。ボッジの剣術指南役、「ソードマスター」であるドーマス。ボッス国王から命令され、ボッジに剣術を教えるも、一向に上達しないボッジに大きなストレスを感じている。反対にダイダには王の剣の素質を認めている。もう1人の四天王でダイダの剣術指南役「蛇使い」のベビンである。城内でカゲと遭遇し、カゲが城内の誰かを暗殺に来たものだと勘違いし、カゲを捕らえて牢屋に入れる。3人目の四天王はアピス「王の槍」、最後は「王の盾」ドルーシ。以上お分かりのように、キャラクターの名前が覚えやすく話に入っていきやすい。登場人物を覚えやすいのは物覚えの悪い私にはとても助かる。話を戻す。ある時ボッジとダイダが剣術の試合をする。勝てる見込みのないボッジと思ったが、身軽で相手の動きを読むのに長けたボッジが見事にダイダの攻撃をかわす。それを目の当たりにしたカゲ。こうして第2話へと続いていく。エンディングテーマはyama『Oz.』。この曲とエンディングのアニメーションにばっちり合っていて、涙を誘う。ちなみにオープニングテーマはKing Gnu『BOY』である。そして今日から2日前にテレビアニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』が2023年4月よりフジテレビ「ノイタミナ」他にて放送開始が決まった。


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