あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

「テールゲートリフト」の資格(特別教育)を取って(受けて)きた。

 先日、「テールゲートリフト」の資格を取得してまいりました。というのも、来年、2024年2月から、荷物を積み下ろす際に、テールゲートリフトを操作する場合、資格(特別教育を受けること)が必要なのである。

 料金は私の場合、税込みで17,000円(各教習所によって料金は様々です)、朝から夕方まで。実技も2時間位、屋外であり、寒くなるので、早めの受講がおすすめです。テールゲートリフトの業務を6ヶ月以上従事されている方なら、かなり短時間かつ安く(提出書類もありますが)終えられるはずです(私はとにかく混雑する前に取りたかったので料金も場所もこだわりませんでした)。

 ちなみにテールゲートリフト(「パワーゲート」は極東開発工業株式会社の商標登録)とは、トラックの荷台後部に取り付けられた、荷物の積み下ろしに使用される上昇下降またはスイングなどする装置のことである。それを操作する際に、来年2月1日までに特別教育を受けて(事業者は受けさせて)いなければならないのである。

 2023年10月からそれまで最大積載量5トン以上の貨物自動車に義務付けされていた昇降設備は、2トン以上の貨物自動車になりました。また、保護帽(ヘルメットのことで墜落時保護用のもの)の装着も義務となりました。加えて革手袋や安全靴(滑落防止用)といった保護具が必須であります。

理由は、転落や墜落、転倒事故の増加。

 なんでもかんでも資格が必要というのも辟易であるが、トラックの荷台から転落する事故が微増しているとのことで、やむを得ない。特に、「ロールボックスパレット」といって、商品棚の脚にキャスター(タイヤ)が4つ付いたものを、積み下ろす際に墜落・転落事故が起きているからだ。ロールボックスパレットは高さが170センチ位あり、重心が高く不安定なためにそういった事故が起きやすいのである。ですから、テールゲートリフトを操作しなくても、ロールボックスパレットを移動させる人は義務ではないが、特別教育を受けておくことをおすすめする。

 講習内容は午前中は、テキストを渡されテールゲートリフターに関する知識1.5時間以上、テールゲートリフターによる作業に関する知識2時間以上、関係法令0.5時間以上。その後、10問のテストを実施。講習を聴いていれば、答えられる内容です。気をつけたいのが、居眠りや講習時間に遅刻すると、講習時間不足となり、資格が貰えないことです。実技はテールゲートリフターの操作方法について2時間以上で内容は点検方法と操作でした。受講者一人ひとり、講師の人と行います。