正義という名の攻撃
ブログ同様、ほぼ毎日犬の散歩に行く。そんで毎回のように怒りを感じる。何に怒りを感じるかというと、ガードレールに張り紙がしてある。以下のとおりだ。
「犬のふんは飼い主が責任をもって」
「ここは犬のトイレではありません。みんなで、監視しよう 。東7丁目中高年の会」
「監視しよう」は不気味だが、上記は納得できる内容だ。マナーの悪い飼い主が犬のふんを回収しないで、あちこちに犬のふんが散見されるのだから。そういう飼い主への警告だものしかたがあるまい。
問題は次だ。飼い主としてちょっとカチンとくる。嫌な気分になる。
「除草剤散布に付、注意」
これって、「脅(おど)し」だよね。
実際のところ除草はしてあったようだけど、常に除草剤を散布しつづけるのは不可能に近い。200mくらいの区間なんだけど、ガードレールの支柱には黄色と黒のロープ、通称トラロープが巻いてあり、ガードレールの下を犬がくぐって土手におしっこやうんちをしないように進入できないようにしてある。犬のふんを放置している飼い主に代わって謝る。「すみません」わたしも心に余裕があるときは、他の犬のふんを拾うことにしているのだが、たしかにふんをそのままにしている飼い主が多い。
しかし反論する。そもそもガードレールに張り紙やロープをくくりつけていいのか。あちらこちらに設置してある立て看板は、景観を乱していないかと。
犬の散歩をしていると、道路に落ちている糞をチョークで囲み注意を促していたり、公園の緑地帯にした犬の糞のちかくに割りばしで作成したフラグを立てて、マナーの悪い飼い主に警告していることもあった。そんなことする時間があったら拾って処分してくれればいいのに。まあ犬を飼っている人でも気が進まないのだから無理か。
いきすぎた正義はだれかを傷つけるよ。もうすこし気持ちに余裕をもって生きていこう。いいことも悪いことも共存して生活しよう。