あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

走る・曲がる・止まる

走る
 アクセルペダルを踏む。そうすると、エンジンに燃料が送られて、エンジン(タイヤ)が回転する。
 自動車(ここからはクルマという)はエンジンによって前輪がまわるもの(前輪駆動)、後輪がまわるもの(後輪駆動)、全輪駆動(4WDとか最近はAWD)がある。
 アクセルペダルをゆるめれば、エンジンブレーキ、略してエンブレがきく(ただしオートマチック車はほとんどきかない)。仕組みとしては、アクセルをはなせば、エンジンの回転も遅くなるので、タイヤの回転も遅くなる=ブレーキがかかったようになる。以上が「走る」ことだ。
曲がる
 いわゆるハンドル操作、操舵ともいう。ハンドルをまわすことで(前輪の)タイヤの向きをかえ、クルマの向きを変える。基本的にクルマのいきたい方向にハンドルをまわす。これから免許を取ろうとする方は、後退(バック)するときも同じなので覚えておこう。
止まる
 ブレーキのことだ。ブレーキペダルを踏むことでブレーキディスクをはさんで止める。自転車に乗ったことがある人は、右のブレーキレバーをかけると前のタイヤのホイール(金属の部分)をゴムが両方からはさんで、摩擦で止めている。その原理と同じと考えてよい。エンジンの回転を止めるのではない。あくまでタイヤの回転を止めること。ちなみにサイドブレーキハンドブレーキ)は後輪をワイヤーで引っ張って止めている(最近は電子制御されているものもある)。
これら走る・曲がる・止まるを単独で、または組み合わせて操作することが運転である。走る・曲がる・止まるのなかで1番大切なことは何か?



それは「止まる」である。電車でもバスでもクルマでも止まりかたを見れば運転者のテクニックや経験が分かる。特にオートバイは自転車と同じ、前輪ブレーキと後輪ブレーキがそれぞれあるので、同時に使うが路面の状態によってかけ方を変える。例えば路面が乾いているときは、後輪よりも前ブレーキを強めに、雨で濡れているときは後ブレーキを強めにかけるというふうに。クルマに乗っていて、カックンと停止するドライバーはいないだろうか?車酔いの原因になったりするので運転が上手いとはいえない。ふんわり停まれるテクニックを極めよう。これだけで2割増しで運転が上手に見える。たぶん。