今でこそ漫画やアニメが好きでむさぼるように見ているが理由がある。子どものころの娯楽がテレビしか当時無かった。山のふもとに生まれたので、野山を駆けまわって遊ぶことが主だったのだ。小学校まで片道４キロ。集団登校で通い、帰りは最後一人で帰宅した。結果足腰が強くなった、でもマラソン大会ではいつも頑張らなくても上位だった。高校でも６位入賞の成績を残した。陸上部でもないのに。だから自然と体を動かすのは好きだった。自転車はその中でも行動範囲が広がり、自転車さえあればどこにでも行けるのではないかと、自動車の運転免許を取得するまでは、ずっと思っていた。中学と高校と大学まで、ハンドボールという競技に夢中だった。主将を務めていた。そんなにプレー自体は普通だったが、責任感と忍耐力だけでやっていた。しんどかったけど、楽しかったので長く続いた。
それから社会人になって、市のマラソン大会に子どもと参加したり、一人で１０キロマラソンにエントリーしたり。会社の同僚とゴルフもちょっとだけかじった。ゴルフは、大自然の中体を動かせるのが何よりも気持ちが良い。打ちっ放しだけでも相当スカッとする。たまたま義理の父親がゴルフ大好き人間だったので、道具をただで貰い２年くらい定期的にゴルフ場に足を運んでいた。今は道具もプレー代金もベラボーに高くはないので、ウェアなんかもファストファッションで十分。ゴルフではマナーとして襟つきのトップスとジャケットが基本必要。あとはゴルフスパイクも五千円くらいからあるので、それほど心配は要らない。やはりはじめは打ちっ放しからスタートしてみるのがオススメです。仲間がいるともっといいかも。この秋、ゴルフどうでしょうか？
最近では若い頃の無理がたたってか、でも去年まで社会人でハンドボールの大会に出ていたが、腰痛の悪化と右手首の負傷でプレーヤーとして引退。今後はスポンサーとしてチームに貢献することにした。だからプロのアスリートは凄まじい。だから美しい。はかなさがある。引退した選手のセカンドステージには注目する。また、観戦も良い。野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球等々。特に私はラグビーがこのところお気に入りだ。屈強なラガーマンが肉体をぶつけ合うイメージが強いが、実はそうではない。陣取りゲームだ。プレーしている本人たちも細かいルールを知らないということが珍しくはないそうだ。だから私たちも気軽に観戦できる。きっとスポーツも自分に合う合わないがあると思う。歩くことだって立派なスポーツだと私は思う。
