あにろっくのブログ

誰かの明日への生きる力になれたらと思います。いやまじめか!

あと3年で

 あと3年で団塊の世代と呼ばれる人口の多い層がほぼ75歳以上になるらしい。ちなみに75歳以上を後期高齢者という。末期高齢者ではない。私の父親も間もなくでその年齢となる。若い頃は会社と農業を同時にこなしていたが、もう5年前くらいから農業を引退し、今は食べる分くらいの野菜を畑で作っている。山登りや散歩が趣味になった。お酒は相変わらず好きだが、量は減ったようだ。最近は古傷の膝が痛むようだ。さて、世の中は高齢者に合わせて変化している。例えば新聞の文字はいつの頃からか少し大きくなった。自動車もバックモニターやブレーキアシスト、急発進防止機能などサポート機能がついている。ではなぜかと言うと簡単だ。人口が多いからお金がある。つまり、購買力があるからと言いたいが実は高齢者が若い人に合わせるのは困難だから。反対に若い人が高齢者に合わせるのは容易だ。

 高齢者の人口がピークを迎えると何が起きるのだろうか。例えば、病院の待ち時間が増えるだろう。スポーツクラブや施設が今後も増える。健康寿命を伸ばすためである。カフェや喫茶店、コンビニやファミレス、ファストフードの利用が増える。ネットショッピングやフードデリバリーの利用も増える。一方で労働力が減るので高齢者がますます長く働くようになる。定年も今より延長されるだろう。ロボット産業が活気づき、外国人労働者が増えるようになる。そうするとより一層の国際化が進み、外国人と日本人のボーダレス化が進むのではないだろうか。少しそんなことも考えながら、変化を恐れず未来を想像する時間を大切にしたい。